たとえば明日とか

たとえば明日とか死ぬ

いちご味の初チューだけ希望通りの人生だった

初恋はいちごのあじでした
そのまま血が出る初体験をしてお酒で記憶を飛ばしちゃうような失恋をしてそのうちバラの花束と水色の箱を持った人が来てくれると思ったら大間違いでした

誰の話?いや俺だよ!!!!💢💢💢💢💢💢💢💢
え〜〜初チューいちごの味したのに、、、、、
初チューをした中学3年生の春休み、人生は順風満帆すぎた
まあまあ進学校に合格し卒業旅行でパリに連れて行ってもらった。同じクラスの男子と付き合うことになって1時間くらいドキドキしたあと部屋でキスした
はじめてのキスはいちごの味だった。これはマジ。
ハーーーアどこで間違えたか
とか言いつつわかっている、間違えたのはその1週間後である
なぜか高校入学の直後、わたしは初体験を浮気で済ませてしまった。なんで?!!!!?!?!!?!?!?!
そこからはもう下り坂どころではない崖であった
ゴロゴロ下る余裕すらなくペケーと放り出されたため掴まるところもなくわたしは人生のどん底へと一直線に落ちた
高校の同級生と浮気したため高校中に広まり、部活の人々にはカラオケでペロりんちょという無駄に長いあだ名をつけられビッチキャラとなり、もはやヤケクソ!と柿ピーを鼻に突っ込むなどしていたら急に高校に行くのが嫌になってきて中退した。(唐突)
そして当時付き合っていたシンジに結婚しようよ〜〜と言われ、するする♡と呑気に生きていたらやつは就活全落ちし、やっぱまなも大学行きなヨォとほざきだしたのでぱっぱと別れたものの、特に行くところもなく次に付き合い始めたサトシの家に転がり込んで1年半大宮で生きた
サトシは相当なお馬鹿さんだったのでまるっと言いくるめ結婚する予定だったがそれも無理だ!となりギェーとアメリカに逃走、メンタルを病んで普通に1ヶ月で帰ってくるというファインプレーを発動しむちゃくちゃ男遊びをして彼氏に振られては半蔵門線で泣きわめき、アルコールを受けつけない体に無理に酒を入れては大ゲロを吐きフラフラと立ち直ってモテたいがために代官山で歯科助手を始めたところ本当にびっくりするほど一瞬モテて彼氏できた。(大部分略)
まーーーーって!!!!!血の出る初体験は?お酒で記憶を飛ばす夜は?そしてバラと水色の箱のひとは????????
しかし心底残念であるがもう血の出る初体験は永遠に来ないしお酒は飲めないので記憶を飛ばす事もないし、もはや好きな人にはバラもティファニーもいいから普通にただずっと一緒にいてよと思っている。
欲しかったものにはなんにも届かなかったけどそこそこ元気に生きている、もうこれでいいよ人生