たとえば明日とか

たとえば明日とか死ぬ

いまさら愛おしくてたまらないや

大声で言う。わたしは元彼氏(もう元々になったが)を大胆に引きずっている。忘れらんないよだってだいすきだった。

何回だって言うかずくんのことがだいすきだったこの世界で1番いまも好きなのかもしれない

付き合いはじめてお友達と会った時こいつと結婚するけんよろしくと言っていた

付き合った日、同僚の人に俺彼女できたんよねと言ったらしい

いつもと変わらないように見えたけどあれはきっと浮かれていたんだろうといまさら思ったいまさら愛おしかった

噛みつく癖も愛しとるよも全部彼なりに大事だったんだろう別れた時も最後は冷たくしてくれたのも全部自己中心的な優しさだったんだろう全部いまさら好きだった

自分のことが好きなのに自信はなくてだからこんな馬鹿みたいな女を引っ掛けたところも最後まで彼は彼でいたこともだいすきだった

いまさらほんとうにいまさら愛おしくてかなしくてたまらないよ

俺のことはもう書くなと言っていた

いまはもう彼に書くなと言われる事も彼にいまさら好きだごめんということもできないのだからわたしはただ書くしかないのだ

いつか会えたらセックスしたいなにも始まらないセックス、そこからセフレになることも愛されることもないセックス、大泣きしながらしたいよ会いたいよ好きだったよもう会えないから言うよいまさら愛おしいよ全部好きだ過去形になんてできないもうかずくんのために泣かないもう復縁したいと思うことはできないけどだけどまた泣きたいよ悲しくても辛くてもずっと幸せだった