たとえば明日とか

たとえば明日とか死ぬ

世界の終わりはもうこない

大人になるたびに汚さが増していって綺麗になっていくなんてことないんだろうと思う

世界の終わりみたいな恋を4回した

損得勘定なしに好きになってどうしようもなく一緒にいたくてバイトをサボってしまうような恋だった

傷つけて傷ついてまで好きだけで一緒にいたいとは思えなくなってしまった

進化なのか退化なのか。一生一緒にいようって手を繋いで眠った17歳の夜まで3年なのに遠くて遠くてもう二度と行けないんだな

行けないなのか行かないなのかもわからないしわかりたくない

だけどまた誰かを好きになりたい

くだらないことでお腹が痛いくらい笑ってしょうもない喧嘩をして夜中じゅう泣きたい

世界の終わりまた来てよ